​血液型人間学セミナーにあたって

プロローグ​

​あなたは今、この変化に気づいていますか?

私たちの社会は、全く新しい時代へと勢いよく進んでいます。

もちろん日本だけではありません。

全世界…つまりこの惑星地球全体が、大きな変化の真っただ中なのです。

私たちは今、とてもエキサイティングな時を生きています。

変化は悪いことではありません。

それは私たちの世界をもっとステキにする、大きなチャンスでもあります。

人類はこれまで、たくさんの悲しい出来事を経験してきました。

その中には、私たちの意識さえ変われば、避けられたであろう出来事もあります。

​あなたは、どんな世界に住みたいのでしょうか?

「もう、これまでの争いの絶えない世界は終わりにしよう!」

「もっと平和で、愛に溢れる世界で暮らしたい!」

本気でそう思うなら、そのビジョンを実現するために私たち自身が変わらなくてはなりません。

私たちがこれまで手にしたものは、本当に必要なものであったのか

もう一度,ひとつひとつを取り上げて、丁寧に精査してゆかねばなりません。

そして今、本当に大切なことや学ぶべきことは何か

選ばなくてはなりません。

私たち人類はこの数世紀あまり、物やお金や地位など

外側の豊かさをたくさん求めてきました。

そこに幸せや安泰があるはずだと、錯覚をしたからです。

では、人間のことについてはどうでしょう。

自分のことを本当に大切にしているでしょうか。

相手のことも、自分のことと同じように、大切にしているでしょうか。

人間らしさや人間の性質について、どれくらい理解したでしょうか。

 

これら全てのことは「血液型人間学」と、決して関係のない話ではありません。

この研究の学びは、人間のことを理解することにあるからです。

今まで「人間ってこんなもの」と思っていた諸々のことは、全て真実なのでしょうか。

噂話のように聞いてただ思い込んでいる血液型の話も、いったいどれくらい真実なのでしょう。

「血液型人間学」は人々の営みに、何かをもたらしてくれるのでしょうか。
 

今度こそ本当に、"個性"を求められる時代へ進みます!

 

私たちはこれから、ひとりひとりの個性をいかに発揮するか、という時代に向かっています。

それは今までもずっと言われてきたよ、と思うかもしれません。昔に比べれば、はるかに自由になったじゃないか、とも思うかもしれません。

ところが現実には、私たちは現代社会に至っても尚、実に制限の多いしくみの中で生きてきたのです。

 

マスメディアは、その事実から目を逸らすためのまやかしのようなものです。

一見、「何でも手に入る」「何でも出来る」「あなたたちは自由だ」と発信しているようでいて、実際には、お金がなければ何もできない、キャリアがなければどこも雇ってくれない、というものばかりで、まるで食堂のサンプルケースを眺めているようなものです。

人々は、お金を貯めなければ!学歴を身につけなければ!一生懸命働かなければ!と、皆が同じ方向へ一直線に向かってきたのです。

そして子供たちは画一的な教育を受け、人々の目標はお金を得ることに集約されていき、そんな中で、個性は徐々に埋没していきました。

それが意図して行われたのか、集団意識の行く末だったのかという議論は別にして、合理化と効率化を追及する現代社会では、人々を一定規格の箱に収まるよう仕向ける方が、都合が良かったのです。

それがこれまでの私たちの社会でした。

そして今まさに、それが変わろうとしています。

たとえば既に現実的な話では、そう遠くない将来、今まで人間が携わってきた仕事の多くは機械がやってくれるようになります。

「人間のやることがなくなってしまう!」と懸念する人もいるようですが、視点を変えればそれは大いに喜ぶべきことです。

足腰を痛めるだけの危険で辛い仕事を、ロボットに任せられるなら、ぜひそうしてもらおうではないですか。

では、そうなった時、果たして私たち人間は、いったい何をするのでしょう。

朝の通勤ラッシュに揉まれる必要がなくなります!

ミスしたらどうしよう…という不安だけの仕事からも解放されます!

自分自身を見つめる時間が今の何倍も増えるでしょう!

おそらくその時、ようやく人間本来の創造性が、存分に生かされるようになるに違いありません。

人間は自由になると怠ける生き物だと思うのは、間違いであるということが既に研究され証明されてもいます。

私たち人間は本来、人や生き物のために役立つことに何より幸せを感じ、もっとクリエイティブで、ポジティブな存在なのです。

より自由で高度な社会では、ひとりひとりの個性は、ユニークであることが大いに望まれます。

ユニークであればあるほど、社会で活躍する機会を得られるようになるでしょう。

個性的であること、いかに自分のユニークさを発揮するかということを求められた時、あなたは自分について、もっとよく知らなければならなくなります。

血液型人間学では、よく料理にたとえて説明しますが、もしもあなたが、大根を使って料理をするなら、大根という素材の性質を知っている方が、大根の旨味を存分に生かすことができるはずです。

人間についても同じことが言えるのです。

自分は「どういう体質的性質を備えているのか」「何が弱点で何が強みなのか」「どんな才能を活かせるのか」と、真剣に考える時、客観的な人間の情報をよく理解していることが、とても役に立つのです。

ABO血液型は、人間の行動や思考、そして体質的な特徴について、大へん明確に示してくれる便利なツールです。

皆さんもお判りのように、血液型だけで全て説明することはできませんが、自分について一歩下がった視点で見つめ直す第一歩として、この体質的知識は非常に有効なのです。

これからの新しい時代に向けて、本当の”自分らしさ”を発見し、自分らしさを100%表現するために、この研究の学びをぜひご活用いただきたいと思います。

子育ては未来の創造~子育てを楽しんでください!

 

日本は人口減少、そして少子化へ向かっていますが、子どもを持たない理由のひとつに、子育てにお金がかかるし大へんそうだから、というのがあるそうです。

たしかに大へんなことは事実でしょうが、とても残念なことだと思いませんか?

 

教育が行き届いた国として知られる北欧フィンランドの例をあげます。

フィンランドは人口が600万人あまりで東京の都市人口にも満たないせいもあり、子どもたちをとても大切にしていて、国民全体で子どもを育てるという意識が強くあります。

子育てをするお母さんたちは、国の制度で手厚く保護を受けることもできます。そして子どもを誰一人残らず落ちこぼれないよう、いじめに合わないよう、社会や地域の大人たちが皆で目を配っているとのことです。

人口密度も社会制度も違う日本が、こうしたフィンランドと同じようになれるとは言いませんが、日本の子ども人口が少なくなっていくのなら、せめてその点だけでもフィンランドに倣って、「社会全体で子どもを育てる」という意識改革の必要性があるのではないでしょうか。

「私一人でがんばって育てなければ」という、これまでの日本のお母さんたちの重荷を、楽にしてあげる必要があるのです。

もちろん、子どもにとっては、お母さんの存在と愛情は不可欠です。

ただ、ここでひとつ見落としがちなことがあります。

子どもにとっては、親が最も身近な"大人"の存在です。その大人は、その子の理解者であって欲しいものです。

「お母さんだけは私(僕)のことを理解してくれている」という安心感は、子どもの健やかな成長にとって、非常に重要なのです。

・お母さん(お父さん)は、自分の子どもについて本当に理解しているでしょうか。

・エゴや社会の既成概念で自分の信念を子どもに押しつけてはいないでしょうか。

・子どもの才能や可能性をいっしょに見つけているでしょうか。

例外を除く全てのお母さんたちは、子どもに深い愛情を注いでいるのは間違いないでしょう。けれど、上の3つのことは、これまで案外おざなりにされているのが現実です。

子どもたちは5~6歳ぐらいまでの間に、基礎的な思考回路や行動基盤をほとんど構築してしまいます。

母親をはじめ周囲の大人たちの、その間の接し方がどれだけ大切かということです。

血液型の行動特性が、子どもの頃に顕著に現れるというのは、当センターの40年以上の調査で既に解っています。

子どもたちの行動観察や調査は、日本だけでなく韓国や東南アジアでも行ってきましたが、国を問わずにほとんど同じ傾向が見られるのです。

これは子どもたちが、いかにABO血液型の特徴を備え、発現しているかという証明でもあります。

日本では血液型を子育てに生かすということが、現在はあまり有用されていないのですが、当センターで啓蒙活動を行っているインドネシアでは、幼稚園の先生方にこの知識が大へん重宝されています。

そしてインドネシアの先生方は、声をそろえて「子どもと接するのが楽しくなった」「気持ちにゆとりができて楽になった」と報告して下さいます。

これからの社会は『個性をいかす時代』に向かうと言いましたが、子どもたちの個性を存分に発揮させ、その子らしさをのびのびと育ててあげるには、お母さんお父さんや、その子を囲む大人たちの理解と支援が必須なのです。

また時折、お母さま方からこんな意見も聞きます。

「血液型に囚われて、子どもの可能性を決めつけたくないのです」

これはよくある誤解です。

血液型の特性というのは、その子の可能性を定めてしまうものではないのです。

ABO血液型遺伝子は、もっと大きな可能性を秘めている”優れもの”です。

これについては、セミナーを進める中で詳しく話し合っていきたいと思います。

そしてお母さまたちに何よりも望むのは、子育てを心から楽しんで欲しいということです。

子どもたちは、私たち人類の未来なのです。子育てとは、未来創造にほかなりません。

あなたの仕事のスキルアップ、そして人生につなげてください!

血液型人間学を知ることで、人生のどんな側面に役立つのか、最後にまとめてみます。

それは、①自分自身を知り、自分の才能や自分らしさを自由に表現するための知識として活用することができます。既に説明したとおり、②子育てには大へん役に立ち、重要な知識と知恵になるでしょう。

また、自分のパートナーとの関係では、その表れ方は笑ってしまうほど鮮やかです。

恋人や夫婦の関係は、お互いの人生にとって最も深い学びの場だと言います。どう頑張っても、相手を無理やり変えることは出来ません。それよりも、③相手と異なる点をどのように理解し、どのように受け止め、どのように対するかということに全てかかっているのです。血液型の知識と知恵がその学びを支援してくれるのは言うまでもありません。

そして、④あなたの仕事上の、あらゆる状況で上手に活用することが可能です。

例えばあなたが営業マンなら、顧客の血液型を知っていることで、相手の共感を得られる接し方を見つけられるでしょう。

あなたが人事を担当しているなら、社員の適材適所を的確に見分けるための知識として非常に役に立ちます。

社内の複雑な人間関係においても、血液型が簡単に解決してくれるわけではありませんが、さまざまな人々の言動を、もう少し楽しんで眺めることができるようになるでしょう。

そして、次の職業についている方なら、仕事のスキルアップに確実に繋げることができます。

 

■臨床心理士やカウンセラー

今の段階で診療プログラムに組み込むことは出来ませんが、自分の学んだ心理的知識に、血液型人間学のエッセンスを加えることで、患者やクライアントとの接し方、あるいは治療や会話の対処の仕方など、相手の状態に微妙に合わせることが可能になります。

実際に、既にご自分なりに活用している臨床医師もおります。

その先生は「これは本当に役に立ちますね」とおっしゃっています。

■幼稚園の先生や保育士

子育ての表題で説明してありますが、子どもたちと接するとき、血液型の知識は抜群の効用を発揮します。

小さい子どもは大人たちの思い通りには動いてくれません。しかし子どもは、まだ自分のことを上手く説明できません。

そのため大人たちから見ると、我がまま好き勝手をしていると思ってしまうのですが、その要所要所ではその子なりの事情があり、そこに血液型の特徴が現れていることが多いのです。

子どもはみんな同じような動機で行動すると思って接すればそれは違います。また、子どもたちを型どおりにコントロールしようとするのも間違いでしょう。

それらを無理やりやろうとしても、疲れるだけで先生方にとっても子どもにとっても良い結果にはなりません。

園児の先生たちは、たくさんの子どもたちに目配りしながら皆をまとめていかなければならないという、大へん骨の折れる仕事なのですが、血液型を知ることによって、子どもたちの行動傾向が理解できるようになり、気持ちにゆとりが生まれるのです。更には、子どもたちの行動が、面白くて仕方がなくなるくらいです。

■その他の職業

また、人を指導する立場にあるなら、どんな仕事でも役立つはずです。

学習塾や家庭教師、小学校中学校の教員はもちろんです。

あるいは、看護士や介護福祉の仕事をしている方にも役立てることができそうです。

結婚カウンセラーなどの仕事なら、工夫次第でさまざまな活用法を見いだせるのではないでしょうか。

エピローグ

機械がどのように進歩しようと、時代がどのように変わろうと
私たちが真に欲しいものは人との繋がりである。
 
人と人が関わり合わなければ
私たちが成長することはなく、何を成す事もできない。
心を結ぶために、互いの思いを共にするために
穏やかなコミュニケーションを願うのだ。
 
私たちが、いつの時代も人間の情報を求めてきたのは
人の思いや行動を理解することが
コミュニケーションの大きな助けになるからである。
 私たちは今、人間への理解をより深める必要がある。
 
人々はどんなことを考え、どんなことを喜び、どんなことに突き動かされるのか
その本質を、私たちは理解したいのだ。

そしていつの日か、たどり着きたいところがある。

それは、何ひとつまじりっけのない

愛だけがある世界である。